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Transparency 〜透明度〜 blog石垣順&本橋たかこのユニットによる、岩手発創作サークルのblogです♪
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2010.10.11 Monday
透明度は1987年10月号に始まりました 1989年3月号から2006年4月号まで休んでます でも、辞めたつもりはありませんでした ただの趣味でもこのタイトルは高校生の石垣が考え抜いてつけた名前です 10年以上たっても、その時の感性はまちがいではなかったと思っています これからもとぎれとぎれで続けていくつもりです 出来ればサークルとして でね、なんとなく実家の部屋を見て当時のまんがを掘り起こしていたら 出てきました 4種類の透明度と宝島見聞録2冊 次回岩漫で公開します! 二人のルーツがわかる! って、恥ずかしい… たかこちゃん!!出て来たよっ!! | 本&グッズ | comments(1) | -
2010.03.19 Friday
今回は、前回の解説でも書いた「エピソードZERO」的な物語です。 ○神倉仁美―ヤン ヤンとサクラにはワタシの留学時の経験が入っています。 ヤンがかつて働いていた日本の流通企業「丸和田スーパー」のモデルは、日本の流通企業でいち早く香港に進出した「ヤオハンスーパー」なのですが、実はワタシの同期がここに何人か就職してました。学生時代は中国語を専攻していても、中国大陸で働く意志が全くなかったのでここを受けることがなかったのですが、数年間での友人とのやりとりで就職から大陸に渡り、倒産から再就職まである程度話を聞いていたので、この物語を思いついたときは是非取り入れなければと思った次第。 丸和田の倒産後、ヤンはいきなり方向転換してギタリストになるのですが、これは実際に香港で日本人ミュージシャンが多く活動しているということを知って思いついたものです。彼はしがないスタジオミュージシャンですが、著名な作曲家も香港を本拠地にして活動していた人も多いとか。 名前が『無間道』三部作でトニー・レオンが演じた主人公と同じということに引きずられてか、どうも「ヤン」と聞くと「無精ひげとジャケット」というイメージになってしまい、こっちのヤンをイラスト化したときも、ジャケットを着せて無精ひげを描いてしまいました。 一見ぶっきらぼうでハードボイルド、でも基本的には明朗快活な性格で兄貴肌。 ちなみに出身を岩手県盛岡市にしたのはこちらの趣味です(笑)。
10年以上前に考えていたもともとのサクラの設定は北国出身で高校中退、18の時に香港に渡って自力でスタジオミュージシャンになった25歳の女性ギタリスト。でもギタリストという設定をヤンに生かしたので、本人は就職活動に失敗して、気晴らしに香港に留学した女の子という設定に変更。そしてヤンとコンビを組ませたことで、バディムービー的なテンポが生み出せるかなと試みたのでした。 オリジナルではライダースにジーンズというもろにロック少女のイメージだったんだけど、設定変更でゆるい服が好きな今どきの女子に。でも、イラストで描いているウェーブヘアは当初と変わっていなかったりする。といっても気まぐれでストレートにしちゃう可能性も大。 前回の話でヤンがふざけて彼女を押し倒した時、「こう見えてもあたししょ…」とかなんとか言わせたけど、決してオクテじゃなくて学生時代に何人か年上の男性とお付き合いしていたという過去もあり。同年代よりも年上の男性が好みだとはいえ、彼女ははたしてヤンに惹かれていくのかは、作者も分かりません(笑)。もっともヤンは彼女のようなタイプははっきりいって子供だと思っているから、どんどんいじり倒して遊んでいるんだけど、その流れで胸さわったりなんだりというセクハラも起こりうる(苦笑) ○郭文輝&周叔峰―ファイ&エイブ 古くからの香港映画ファンなら、この二人のモデルにピンときたかもしれません。 ファイとエイブはデザインオフィス兼弱小(笑)芸能事務所を設立して、ヤンたちフリーのミュージシャンをサポートしているという設定。ファイはデザイン&音楽分野に伝が多く、芸能一家に育ったエイブは芸能人方面に知り合いが多い。そんな感じで機動的に動いています。 ちなみにこの二人はすでに40代。だけど世間ではそれでも若手といわれちゃうのであった。 ○曾家寧―ヴィクトリア ヴィクもサクラと同じくらい古いキャラクター。 ハードボイルドなヤンを夢中にさせるキャラクターなのだから、やっぱりエキセントリックかつセクシーで知的じゃなきゃ、ということで、サクラとはことごとく好対照な大人の女性にしてみた。 ラブシーンを書くのは嫌いじゃないけど、それでも色気がまだまだ足りないので、彼女とヤンの絡みもあれこれ考えながら書いていきたいな。 こんな感じで設定したキャラクターたちです。 | 本&グッズ | comments(0) | -
2010.03.19 Friday
「あぁ、だから何なんだよぉ!ホテルに女連れ込んじゃ悪いってのかよ!」 ペニンシュラのスイートルーム。日が暮れたばかりのヴィクトリア湾と香港島の淡い夜景をバックに、俺の目の前にいる男が吼える。レイバンのサングラス越しに、俺はそいつをじっと睨む。 奴は三十代前後といったところ。肩までの長髪を振り乱し、中肉中背で肩を怒らせているが、その姿はまるで様になっちゃいない。身につけているシャツもブランド物らしいだが、着こなしは洗練さに欠ける。どこかヤクザくさいのだ。しかしこいつはヤクザじゃない。 俺の後ろにはバスローブに身を包んだ女がいる。頬に殴られた跡を残した彼女は、奴に脅えることもなく、俺の腕をつかみながらそいつをじっと睨んでいた。俺はなるべく落ち着いた口調で奴に話し掛ける。 「ああ、悪いね。そもそも女を連れ込むなんて、このホテルの品位が落ちる。で、連れ込んだ女性に乱暴を働くなんて、なおさらだな」 「人のセックスに口出すな!大体その女、オマエのかよ?」 「お前のはセックスどころかファックでもない。レイプじゃねぇか」俺は多少語気を荒立てたが、それでも同じ口調で話すことを続けた。こういうバカの挑発に乗ってはいけない。 「この女は俺とは全くの赤の他人だ。大陸出身の娼婦だってこともわかっている。身体を使って金を稼いでいるから、金を出せばセックスするのには問題ない。―しかしだな、だからといってひどく殴っていいわけはねえだろうが」 「るせぇ!俺の勝手だろう!それにこいつが思いっきり金額を上げてきやがったんだよ!」 ああいってるけど、ホント?と、俺は奴の言葉を北京語に直して女に聞いた。女が俺の耳元に唇を寄せて囁く。―どうやら、本当にその金額で商売しているらしい。 そこで俺は多少脚色を加え、かなり大げさに言ってやった。 | 本&グッズ | comments(0) | -
2010.03.18 Thursday
今回の岩漫に合わせて発行した新刊をご紹介します。 通販は準備整い次第、ご案内いたします。 ○小説『麻煩偵探 Lady Troublelove Begining:Troublesome meets Troublelove』+「Trouble making talk 2」本橋たかこ 【立ち読み版】 | 本&グッズ | comments(0) | -
2009.10.08 Thursday
←ヤン第1稿。描きこめば顔が変わるかも。 主人公のヤンは、香港に住む元ビジネスマンのギタリスト。 今年の6月、いろんなものを見たり聞いたりしているうちに創作の神が降りてきて、もしかしたら香港を舞台にした小説が書けるかも!と思い、一気に書き上げた次第。 読み返してみると、表現に未熟なところがあったり、矛盾した点もあるのだけど、それには目をつぶるとしよう。でも、久々に続けて書きたいと思えるキャラクターと設定を手に入れたので、これからも続けて書いていくつもり。今、次号に載せる新たなミッションをちょっとだけ書き始めてます。 そんなわけで、楽しんで読んでいただければ嬉しいです。感想等も、是非お聞かせくださいね。 | 本&グッズ | comments(0) | -
2009.09.26 Saturday
遅くなりましたが、最新刊のご案内です。通販のご案内は、後ほどアップいたします。 ○小説『麻煩偵探 Lady Troublelove』+「Trouble making talk」本橋たかこ 【立ち読み版】 | 本&グッズ | - | -
2009.09.26 Saturday
香港の朝は早い。いや、一部の人にとっては遅い。 | 本&グッズ | - | -
2007.04.06 Friday
詳しくはワタシの中華blogのここからここまでの記事を読んでもらえば解説に代えることが出来るのですが、それじゃ意味ないのでもうちょっと。 同人で香港レポートを書くのは4回目。これまでの3作は、現在活動停止中のサークル「CAN」で出してもらったのですが、その時は文字メインでイラストちょっとといった具合のものだったんですよー。字を書くのが好きなせいか(笑)、どーしてもあれもこれもと盛り込んでしまったので絵が描けなかったのですが、今回は薄れ行く記憶を掘り起こしてあれこれ描けて楽しかったのです。トーンを使うのも惜しくなかったし(こらこら)。 香港だけじゃなくて、台湾にも行く機会があったらまたエッセイマンガにしてもいいかな。でも、国内旅行はあんまりマンガにしたくなかったりするんだなこれが。 2007.04.04 Wednesday
〇コミックエッセイ『春光乍洩香港澳門迷走記 Return of funkin'for HONGKONG 200702』本橋たかこ 〇コミックエッセイ『ちっちこ』石垣 順 なお、通販を希望される方はこちらまでメールお願いいたします。 2006.09.20 Wednesday
〇コミック『丑地獄』&エッセイ 石垣 順 〇エッセイ『In the groove for life at short essays』&『ワタシの愛した響きと怒り(笑)』 本橋たかこ 〇小説『ソイネヤの日々。』 本橋たかこ (立ち読み版) ※リンク先には自作解説&コメントがあります。 | 1/2PAGES | >>
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