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お宝発掘
透明度は1987年10月号に始まりました


1989年3月号から2006年4月号まで休んでます


でも、辞めたつもりはありませんでした


ただの趣味でもこのタイトルは高校生の石垣が考え抜いてつけた名前です


10年以上たっても、その時の感性はまちがいではなかったと思っています


これからもとぎれとぎれで続けていくつもりです


出来ればサークルとして


 


でね、なんとなく実家の部屋を見て当時のまんがを掘り起こしていたら


出てきました


4種類の透明度と宝島見聞録2冊


 


次回岩漫で公開します!


 


二人のルーツがわかる!


って、恥ずかしい…


 


たかこちゃん!!出て来たよっ!!




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もとはしによる自作解説『麻煩偵探2 Lady Troublelove』

 今回は、前回の解説でも書いた「エピソードZERO」的な物語です。
このへんについては本誌やフリーペーパーでも触れているので、
ここでは各キャラクターの背景やモデルについてご紹介。

○神倉仁美―ヤン

 ヤンとサクラにはワタシの留学時の経験が入っています。
ただ、それだけじゃ厳しいところもあるので、ヤンには海外で働いていた弟や大学の同期から聞いた話も取り入れてキャラクターを作り上げました。

 ヤンがかつて働いていた日本の流通企業「丸和田スーパー」のモデルは、日本の流通企業でいち早く香港に進出した「ヤオハンスーパー」なのですが、実はワタシの同期がここに何人か就職してました。学生時代は中国語を専攻していても、中国大陸で働く意志が全くなかったのでここを受けることがなかったのですが、数年間での友人とのやりとりで就職から大陸に渡り、倒産から再就職まである程度話を聞いていたので、この物語を思いついたときは是非取り入れなければと思った次第。

 丸和田の倒産後、ヤンはいきなり方向転換してギタリストになるのですが、これは実際に香港で日本人ミュージシャンが多く活動しているということを知って思いついたものです。彼はしがないスタジオミュージシャンですが、著名な作曲家も香港を本拠地にして活動していた人も多いとか。

 名前が『無間道』三部作でトニー・レオンが演じた主人公と同じということに引きずられてか、どうも「ヤン」と聞くと「無精ひげとジャケット」というイメージになってしまい、こっちのヤンをイラスト化したときも、ジャケットを着せて無精ひげを描いてしまいました。
 でも、外見のイメージはトニーじゃないんだよね。トニーとの差別化を狙って、大柄(といっても170cm後半。香港人が小柄なのでこれでも充分大きい)で丸顔のキャラクターにしてみたんだけど、イラストを見たじゅんちゃんには、「これ、『レ』のつく香港明星がモデルでしょう?」と言われました。…えー、レスリーじゃないよー。

 一見ぶっきらぼうでハードボイルド、でも基本的には明朗快活な性格で兄貴肌。
香港生活がかなり長いけど、香港人だけじゃなく在港日本人の友人も多いという設定。
日本に帰っても仕事がないから、ここに骨を埋めるという決意も半分しているみたい。

 ちなみに出身を岩手県盛岡市にしたのはこちらの趣味です(笑)。
このプロフィールにも実はモデルがいる。あまりにもマニアックな方なのであえてここではあげないけど。キャラを考える時は、ちゃんと学歴まで考慮して作っているんですよ。


○藤野サクラ―シウイン

 10年以上前に考えていたもともとのサクラの設定は北国出身で高校中退、18の時に香港に渡って自力でスタジオミュージシャンになった25歳の女性ギタリスト。でもギタリストという設定をヤンに生かしたので、本人は就職活動に失敗して、気晴らしに香港に留学した女の子という設定に変更。そしてヤンとコンビを組ませたことで、バディムービー的なテンポが生み出せるかなと試みたのでした。
 うっかり者な性格は当初から変更なし。ただ、オリジナルよりは気の強い性格じゃなくなったのでした。

 オリジナルではライダースにジーンズというもろにロック少女のイメージだったんだけど、設定変更でゆるい服が好きな今どきの女子に。でも、イラストで描いているウェーブヘアは当初と変わっていなかったりする。といっても気まぐれでストレートにしちゃう可能性も大。

 前回の話でヤンがふざけて彼女を押し倒した時、「こう見えてもあたししょ…」とかなんとか言わせたけど、決してオクテじゃなくて学生時代に何人か年上の男性とお付き合いしていたという過去もあり。同年代よりも年上の男性が好みだとはいえ、彼女ははたしてヤンに惹かれていくのかは、作者も分かりません(笑)。もっともヤンは彼女のようなタイプははっきりいって子供だと思っているから、どんどんいじり倒して遊んでいるんだけど、その流れで胸さわったりなんだりというセクハラも起こりうる(苦笑)

○郭文輝&周叔峰―ファイ&エイブ

 古くからの香港映画ファンなら、この二人のモデルにピンときたかもしれません。
ファイのモデルは、俳優にしてミュージシャンやDJ、映画監督も勤めるマルチタレントの葛民輝(エリック・コット)で、エイブのモデルは彼の相方だった、これまたマルチタレントの林海峰(ジャン・ラム)です。この二人は90年代初頭に香港で「硬軟天師(ソフトハード)」というユニットを組んで活躍しており、とんねるずの「ガラガラヘビがやってくる」を「Gala gala Happy」というタイトルでカバーして日本で話題になったから、知っている人もいるかもしれないです。
 90年代中盤に、王家衛(ウォン・カーウァイ)作品が日本に紹介されて、香港映画のオシャレな側面が注目されましたが、その流れの中でオサレ系香港カルチャーの中心人物だったのがこの二人で、かつてはan-anに事務所が紹介されたりしてました。それを覚えていたので、ヤンと香港芸能界を結びつける人物として彼らを設定した次第。

 ファイとエイブはデザインオフィス兼弱小(笑)芸能事務所を設立して、ヤンたちフリーのミュージシャンをサポートしているという設定。ファイはデザイン&音楽分野に伝が多く、芸能一家に育ったエイブは芸能人方面に知り合いが多い。そんな感じで機動的に動いています。
 ふたりでしばらく芸能活動をした後、90年代半ばに事務所を設立してから、ファイは一般企業からのデザイン依頼を受ける機会が多く、その流れでヤンと知り合い、友達になりました。多忙な毎日を過ごしていたはずだけど、かなりの楽天家で、ヤンとはかなり意気投合したので、今に至る次第。働くのが好きな性格なのかも。

 ちなみにこの二人はすでに40代。だけど世間ではそれでも若手といわれちゃうのであった。

○曾家寧―ヴィクトリア

 ヴィクもサクラと同じくらい古いキャラクター。
当初は芸能事務所で働く日本語通訳で、仕事を通じてギタリストのサクラと知り合って友達になったという設定。ただ、ヤンというキャラクターが生まれたので、サクラと差別化させるために、設定も性格も大きく変えてみたのでした。

 ハードボイルドなヤンを夢中にさせるキャラクターなのだから、やっぱりエキセントリックかつセクシーで知的じゃなきゃ、ということで、サクラとはことごとく好対照な大人の女性にしてみた。
 キャラ作りのヒントにしたのは女優のカレン・モク(『天使の涙』『エンター・ザ・フェニックス』)とカリーナ・ラウ(『欲望の翼』『無間序曲』)。編集プロダクションを率いる美術ジャーナリストという職業が香港でどれくらい活躍できるかは知らんけど、ちょっと現実離れしたオサレさも盛り込みたいと思ったので。
 ヴィクを香港出身ではなく、ブリティッシュチャイニーズにしたのは、彼女を香港で独り暮らしさせる正当な理由をつけたかったのと、香港人らしくないけど香港人であるというキャラにしたかったからだったりする。ただ、お高く止まったキャラにはしたくないので、どう動かしていこうかは今考え中。ラストでヤンと結婚させるかどうかということもね。

 ラブシーンを書くのは嫌いじゃないけど、それでも色気がまだまだ足りないので、彼女とヤンの絡みもあれこれ考えながら書いていきたいな。

 こんな感じで設定したキャラクターたちです。
 どんどん活躍させていきたいと思うので、今後ともヨロシク。

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【立ち読み】『麻煩偵探2 Lady Troublelove』本橋たかこ
 「あぁ、だから何なんだよぉ!ホテルに女連れ込んじゃ悪いってのかよ!」

 ペニンシュラのスイートルーム。日が暮れたばかりのヴィクトリア湾と香港島の淡い夜景をバックに、俺の目の前にいる男が吼える。レイバンのサングラス越しに、俺はそいつをじっと睨む。
 奴は三十代前後といったところ。肩までの長髪を振り乱し、中肉中背で肩を怒らせているが、その姿はまるで様になっちゃいない。身につけているシャツもブランド物らしいだが、着こなしは洗練さに欠ける。どこかヤクザくさいのだ。しかしこいつはヤクザじゃない。

 俺の後ろにはバスローブに身を包んだ女がいる。頬に殴られた跡を残した彼女は、奴に脅えることもなく、俺の腕をつかみながらそいつをじっと睨んでいた。俺はなるべく落ち着いた口調で奴に話し掛ける。

「ああ、悪いね。そもそも女を連れ込むなんて、このホテルの品位が落ちる。で、連れ込んだ女性に乱暴を働くなんて、なおさらだな」

「人のセックスに口出すな!大体その女、オマエのかよ?」

「お前のはセックスどころかファックでもない。レイプじゃねぇか」俺は多少語気を荒立てたが、それでも同じ口調で話すことを続けた。こういうバカの挑発に乗ってはいけない。

「この女は俺とは全くの赤の他人だ。大陸出身の娼婦だってこともわかっている。身体を使って金を稼いでいるから、金を出せばセックスするのには問題ない。―しかしだな、だからといってひどく殴っていいわけはねえだろうが」

「るせぇ!俺の勝手だろう!それにこいつが思いっきり金額を上げてきやがったんだよ!」
 ああいってるけど、ホント?と、俺は奴の言葉を北京語に直して女に聞いた。女が俺の耳元に唇を寄せて囁く。―どうやら、本当にその金額で商売しているらしい。

 そこで俺は多少脚色を加え、かなり大げさに言ってやった。
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『Transparency 〜透明度〜 2010.3』(第5号)ご紹介
 今回の岩漫に合わせて発行した新刊をご紹介します。
通販は準備整い次第、ご案内いたします。

○小説『麻煩偵探 Lady Troublelove Begining:Troublesome meets Troublelove』「Trouble making talk 2」本橋たかこ 【立ち読み版】

○フリートーク「In the groove for life @ transparency」本橋たかこ

○イラストエッセイ&フリートーク「My favorite life」石垣 順

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もとはしによる自作解説『麻煩偵探 Lady Troublelove』

 ←ヤン第1稿。描きこめば顔が変わるかも。
しかし、とても40近いオッサンには見えん。
まぁいいか。香港人は年齢に外見が追い付かない人も多いから(笑)。

この小説のタイトルは、広東語発音で「もーふぁん・じんたん」と読みます。
「麻煩」とは、中国語で面倒な、厄介なという意味。「偵探」は逆に読んで字のごとくですね。
 香港を愛するもとはしが、初めて書いた香港小説。構想約10年(前身の作品も含む)、執筆2ヵ月半(実質1ヵ月)、総字数約2万3千字(400字詰め原稿用紙約56枚分)、全36ページ。

 主人公のヤンは、香港に住む元ビジネスマンのギタリスト。
 会社の倒産後、なぜか香港でプロミュージシャンとしてデビューし、香港音楽界に関わるようになったものの、実は日港ビジネス関係のちょっとしたいざこざなどを解決する、トラブルシューターというもう一つの顔をもっている。
 彼と同居するのが、血のつながりのない義妹のサクラ。
 就職に失敗し、気分転換として香港に2年間の予定で留学している。
 好奇心が旺盛な彼女は、義兄の裏の仕事を知って以来、彼を「しーふー(師匠)」と呼んで弟子を気取ることになる。
 この2人がコンビを組み、香港の日系企業で起こった一大トラブルに立ち向かう…というのが、この物語なのである。

 今年の6月、いろんなものを見たり聞いたりしているうちに創作の神が降りてきて、もしかしたら香港を舞台にした小説が書けるかも!と思い、一気に書き上げた次第。
 その間は香港ポップスや自分の好きなミュージシャンをiTunesでかけまくり、かなりノリノリで書いてたっけね。
 ヤンのイメージは日本なら佐野元春で、香港ならロックテイストを強く打ち出しているトップ歌手のジャッキー・チュンの曲などの感じ、サクラはフェイ・ウォンの元気なポップスや、イギリスのソウルシンガー、リサ・スタンスフィールドのアップテンポの曲があうかな、などと考えてみた。あとは場面ごとのイメージでジャズを入れたり、イーソン・チャンやジャン・ラム、そしてレスリー・チャンなどの香港ポップスを寄せ集めて、プレイリストを作成。これをサントラ代わりにして書いてましたよ。

 読み返してみると、表現に未熟なところがあったり、矛盾した点もあるのだけど、それには目をつぶるとしよう。でも、久々に続けて書きたいと思えるキャラクターと設定を手に入れたので、これからも続けて書いていくつもり。今、次号に載せる新たなミッションをちょっとだけ書き始めてます。
だけど、よく考えれば、ヤンとサクラの出会いの話を書かずに、いきなり本題から始めちゃったし、今回の話に登場させられなかったキャラクターもいるので、いわゆる「エピソードZERO」も書いてます。これは今年中にでも、ネットで発表しようかな。

 あと、順ちゃんから「長くなってもいいから今度は10ページに1枚はイラスト描いてよ」と言われました…。サクラはキャラが固まっていたけど、ヤンのキャラがまだ固定しなかったので今回は描かなかったんだけど、今度はちゃんと絵も描かなきゃか。はい、頑張ります。

 そんなわけで、楽しんで読んでいただければ嬉しいです。感想等も、是非お聞かせくださいね。

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『Transparency 〜透明度〜 2009.9』(第4号)ご紹介

  遅くなりましたが、最新刊のご案内です。通販のご案内は、後ほどアップいたします。

○小説『麻煩偵探 Lady Troublelove』「Trouble making talk」本橋たかこ 【立ち読み版】
○フリートーク「In the groove for life @ transparency」本橋たかこ
○フリートーク「My favorite life」石垣 順
○イラストエッセイ『妊娠の事』+『牛農家のだっこ』石垣 順

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【立ち読み】『麻煩偵探 Lady Troublelove』本橋たかこ

  香港の朝は早い。いや、一部の人にとっては遅い。
 そんな遅い朝、ぬるま湯につかったような湿気を体に感じ、俺は目覚めた。案の定、今日の天気も曇りらしい。
 頭の中に霧を抱えたまま、伸びかけの髪をかきむしる。 窓に目を向けると、女がカーテンの間に頭を突っ込み、俺に背中と尻を向けていた。一糸まとわぬ裸じゃないのが残念だ、なんて言いたい気分だが、こいつは決してそんな女じゃない。エロティックどころか、むしろどんくさい。
「―おはよう、サクラ」
 俺はカーテン女に声をかける。Tシャツに包まれた肩が少しびくつき、奴が振り返る。
「…おはようございます、師傅(しーふー/師匠)。何、あたしもしかしてヘマして起こしちゃいました?」
「いや、別に―何か面白いもんでも見えるのか?」
「あー…、海が見えるっていいなぁって思って」と、奴はカーテンを開けた。
「見えるのかよ」と俺はつっこんだ。このアパートは町の中でも比較的高い位置に立っているとはいえ、地下鉄の地上高架をはさんだ向こう側にあるショッピングモールにさえぎられているので、どうしてもヴィクトリア湾を見ることができない。
「一応、そういう気分ってことですよ。しーふー」とサクラが微笑む。その顔を見た俺は一息置いて言った。
「…朝飯、食いに行くか。今日は学校休みなんだろ?」
「は、はい!」サクラは破顔一笑する。
「シャワー浴びてくるから、その間に着替えて支度しとけ」
 俺は汗に濡れたシャツを脱いで、バスルームに入った。

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もとはしによる自作解説『春光乍洩香港澳門迷走記』
詳しくはワタシの中華blogここからここまでの記事を読んでもらえば解説に代えることが出来るのですが、それじゃ意味ないのでもうちょっと。

同人で香港レポートを書くのは4回目。これまでの3作は、現在活動停止中のサークル「CAN」で出してもらったのですが、その時は文字メインでイラストちょっとといった具合のものだったんですよー。字を書くのが好きなせいか(笑)、どーしてもあれもこれもと盛り込んでしまったので絵が描けなかったのですが、今回は薄れ行く記憶を掘り起こしてあれこれ描けて楽しかったのです。トーンを使うのも惜しくなかったし(こらこら)。

香港だけじゃなくて、台湾にも行く機会があったらまたエッセイマンガにしてもいいかな。でも、国内旅行はあんまりマンガにしたくなかったりするんだなこれが。
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『Transparency 〜透明度〜 2007.3』(第3号)ご紹介
〇コミックエッセイ『春光乍洩香港澳門迷走記 Return of funkin'for HONGKONG 200702』本橋たかこ
〇コミックエッセイ『ちっちこ』石垣 順

なお、通販を希望される方はこちらまでメールお願いいたします。

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『Transparency 透明度』(第1号)ご紹介
〇コミック『丑地獄』&エッセイ 石垣 順
〇エッセイ『In the groove for life at short essays』『ワタシの愛した響きと怒り(笑)』 本橋たかこ
〇小説『ソイネヤの日々。』 本橋たかこ (立ち読み版)
※リンク先には自作解説&コメントがあります。

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